どんな大人になりたいか
来月で47歳になるんですけれど、
ふと、どんな大人になりたいか、と思ってしまって。
正確にいうと、老いた時にどんな風になっていたいか、かな。
以前「反面教師的に生きてきたのね~」っていわれたことがあって。
確かにそう。
嫌だなーって思わせる人のようにはなりたくない。
こんなふんぞり返った姿にはなりたくない、とか。
そんなことを考えていて、あぁ、これも他者比較か、と。
自分の中に「こうなりたい」というものがあるわけでなく、
「ああいう人にはなりたくない」と。 そっか。
「こうなりたい」
かわいいおばあちゃんになりたい。
80歳になっても演劇やってて、こどもに演劇教えていたい。
かっこいい50代でいたい。
舞台にずっと関わっていたい。
思いなんて、時間と共に変わっていくものだけれど、
それでも変わらず残っていくものがある。
そしてまた、
自分より若い世代の方が新しい知識があって、
その新しい知識をもって、より未来を見つめている。
そう思う。
生きてきた分の経験は勿論大事なことだし、そこでしか語れないことがある。
けれど、それが全てではない。
そうそう、アップデート、しなきゃって話をしたなぁ、最近。
新しい知識を入れる。
自分の経験がすべてではない。
誰かのように、じゃなくて、
自分のなりたいもの、自分の意思を大切にする。
そんでもって、いくつになっても、始めれることはあるし、
なにかが始まることだってある。
出会いは続く。
出会いは人だけに限らない。
自然も本の中の知識も、自分の中の気付きも、すべてが出会い。
そう思う。