影をつくるということ
この週末は久留米の劇団さんの現場でした。
私はサポートなお仕事。
他の方の照明プランを見るというのはとても勉強になる。
ひとつひとつの灯りを見ながらふと、
舞台照明っていうのはやっぱり影をどうつくるかだなぁと思う。
照明っていうのは、当てるものがあって生きるもので。
照明だけの絵というのは、長続きしない、あきる。
人や美術があって、それをどう見せるか、場面をどう繋げていくかが醍醐味。
観客にそれと気付かせず、舞台空間で起きている世界を見せ、また増幅し。
全てがシンクロした時、とても得難い瞬間が訪れる。
ほんに奥が深い世界です。
ひとつの灯りで世界を変えるもの。