ありがとう、を。
書こうかどうか、迷って、でもやっぱり、残しておきたくて。
今もやっぱり信じられないし、
今日、確かに見送ったけれど、
夢だったんじゃないか、と思ってしまうし、
夢だったら、と、考えてしまうし。
波のように、哀しみが押し寄せてくるし、泣けてくるし、
めだまとけるんじゃね、ってくらい泣いたのに、泣けてくるし。
急過ぎて。
入院したら、長くてもひと月くらいで治って帰ってくるって思ってたし、
まさか、入院して2日3日も経たずに、なんて、
肝臓が2倍にも膨れ、腎臓も、すごい勢いで悪化した、と。
だって、27歳だよ。
もう。
かなしみは尽きないのであって。
だから、少しずつ受け入れていくしか、なくて。
でも、ね、
昨日の顔はちょっとしんどそうだったけど、
今日のお式の後は、なんというか、人生 楽しんだぞ、って顔にみえたのね。
それはもちろん、私がそう受け取りたいだけなんだけど。
悔いを残して天上にゆけないことの方がもっと辛い、と思うから、
来世でも一緒の現場で、とも思うし、
来世は来世でお互い違う人生を楽しむのもいいか、とも思うし、
今は、このかなしみ、しんどさ、喪失感を、精一杯感じよう。
そして、出会ってくれた貴女に、心からの感謝を。
本当にありがとう。
たくさんたくさん、ありがとう、を。
精一杯の感謝をもって、さよならを、していこう。
『慶ちゃんは私達の宝です。頑張ってた姿を忘れません』
うん。