じーけこ日記

佐賀で舞台と演劇やってます。辻恵子です。ぼちぼち更新してます。

影をつくるということ

 

この週末は久留米の劇団さんの現場でした。

 

私はサポートなお仕事。

他の方の照明プランを見るというのはとても勉強になる。

 

ひとつひとつの灯りを見ながらふと、

舞台照明っていうのはやっぱり影をどうつくるかだなぁと思う。

 

照明っていうのは、当てるものがあって生きるもので。

照明だけの絵というのは、長続きしない、あきる。

 

人や美術があって、それをどう見せるか、場面をどう繋げていくかが醍醐味。

 

観客にそれと気付かせず、舞台空間で起きている世界を見せ、また増幅し。

全てがシンクロした時、とても得難い瞬間が訪れる。

 

ほんに奥が深い世界です。

 

ひとつの灯りで世界を変えるもの。

 

 

 

秋の日の休日の

 

休日。

 

11時に目が覚め、

母が置いていってくれた栗ごはんや総菜を食し、

洗濯し、劇団の仕事をし、静かな音楽を聴き、

 

これは、とてもしあわせなことだ、と思う時間。

 

ごみすてには間に合わなかったけどね。

ま、いっか。

 

仕事をしていると、穏やかな感覚が遠ざかる時がある。

 

自分のペースで仕事をし、自分のペースに人を合わせようとしてしまう。

これは、とてもよくない、と、ふと思った今日。

 

一歩ひいてみる。

 

常に、一歩ひいてみる。

 

必要な時に、ガツガツ進めればよい。

 

 

流す、ってある意味、技術だ。