おゆうぎ会のシーズンなのね
今月、3ヵ所の保育園のお遊戯会の現場に入るんだけど、
それぞれに特色があり、それぞれにめっちゃ力入れてある。
きっと達成感あるんだろーなーと思うけれど、
けれど、お遊戯会は誰の為?って思っちゃう時もある。
これまでで一番、えー???って思ったことは、、
ひとつは、体育に力を入れているところで、
開演前にロビーの細い通路で、跳び箱の練習してる子の姿。
2人くらいだったかな。
跳べないから練習させられてるんだろうけれど、なんだかとっても切なかった。
もうひとつは、本番中で、舞台上でギャン泣きしちゃった子。
確か、先生が横についてたとは思うけど、最後まで舞台上で泣いてた。
緞帳が降りた後、先生が「最後まで舞台に立てたねー!良かったねー!」と。
なんともいえない違和感。ごまかされたような。。。
子どもにとって、楽しいお遊戯会であって欲しい。
大人のためのものでなく、子どもの心の成長に必要なものであって欲しい。
私は保育の知識はあんまり無いけど、
トラウマになるような無理くり感はいらないなぁと思う。
お遊戯会以外でも様々な催し物で色んな保育園を見るけど、
「みんなと一緒に」ってやっぱり根強いし、
「周りが見てるからきちんとしましょう」ってのもよく見る。
それは必要なことなのかもしれないけれど、それだけじゃいけない気がする。
「園」を良く見せたいんだなぁって感じる時もある。
子どもの為、と言いつつ、大人の為になってないか。
私自身がそうならないように。自戒を込めて。
秋の始め頃に撮った写真。
いつ見ても好きな建物。もうずい分前からあるよね。
日々暮らすのは小さなエリアだけれど、地球、世界を意識して生きていきたい。