ありがとう、を。
書こうかどうか、迷って、でもやっぱり、残しておきたくて。
今もやっぱり信じられないし、
今日、確かに見送ったけれど、
夢だったんじゃないか、と思ってしまうし、
夢だったら、と、考えてしまうし。
波のように、哀しみが押し寄せてくるし、泣けてくるし、
めだまとけるんじゃね、ってくらい泣いたのに、泣けてくるし。
急過ぎて。
入院したら、長くてもひと月くらいで治って帰ってくるって思ってたし、
まさか、入院して2日3日も経たずに、なんて、
肝臓が2倍にも膨れ、腎臓も、すごい勢いで悪化した、と。
だって、27歳だよ。
もう。
かなしみは尽きないのであって。
だから、少しずつ受け入れていくしか、なくて。
でも、ね、
昨日の顔はちょっとしんどそうだったけど、
今日のお式の後は、なんというか、人生 楽しんだぞ、って顔にみえたのね。
それはもちろん、私がそう受け取りたいだけなんだけど。
悔いを残して天上にゆけないことの方がもっと辛い、と思うから、
来世でも一緒の現場で、とも思うし、
来世は来世でお互い違う人生を楽しむのもいいか、とも思うし、
今は、このかなしみ、しんどさ、喪失感を、精一杯感じよう。
そして、出会ってくれた貴女に、心からの感謝を。
本当にありがとう。
たくさんたくさん、ありがとう、を。
精一杯の感謝をもって、さよならを、していこう。
『慶ちゃんは私達の宝です。頑張ってた姿を忘れません』
うん。
空へ。
帰って寝なきゃなぁと思いながら、今夜もモスバーガー。
明日はお仕事お休みで。なので、葬儀にも参列できるので。
と思って、ちょっとゆっくりしたくて、でも少し眠くなってきた。
たくさんの人が会いに来てて。
ありがとうございます、と思わず声にして、
あぁ、身内、だったんだなぁ、私にとって、
と、今頃気づく。
確か、中学生の頃から知っていて。
進路の悩みを聞いたりしたこともあって。
ほんと、これからを期待されてて、
頼れる後輩で、色んな仕事をふって、応えてくれて。
雑用も細々やってくれて、
素直で、でもガンコなトコもあって、自分の意見が言える子で
柔軟さも、不器用さも、真っ直ぐさも、ちょっと抜けてるとこも、
ほんとに今から、だった。
今日、ありがとう、って思えて。
たくさんたくさん、ありがとう、って伝えたい。
生まれてきてくれて、出会ってくれて、一緒の職場に来てくれて、
その笑顔に、その眼差しに、
感謝を。心から。
空を、見上げる。
職場の後輩がお空にいってしまいました。
急でした。急な病気でした。急すぎます。
けいちゃーーーーーん
はーい、と返事が返ってきそうに思う。
あまりにも早すぎる。
これまでも友人たちを見送ってきて人の命は天命だと考えるようになってるんだけれど、あんまりやん、神様。
生きる。
から、食べる。明日の自分のために食べる。
祈り、を。
ただただ、その御魂の安らかなことを。